アルマイト処理アルミの黒色刻印について
LM110C-MOPA型発振器を搭載したタイプは、アルマイト処理アルミへベクターデータの黒色刻印を行うことが可能です。
加工設定
データ
横50×縦6.6mm
パラメータ
スピード:1500mm/sec
パワー:50%
周波数:200Khz
パルス幅:4ns
ハッチング間隔:0.001mm
ステンレスの黒色刻印とは異なり、焦点は合わせたまま加工します。
なお、上記パラメータ設定はあくまで一例となります。
お持ちの素材で加工を行う際は、上記パラメータに近い数値で何度かテスト加工を行っていただき、最適な値を探してください。
加工結果
加工時間:約3分7秒
マットな黒色で加工できています。
ハッチングの間隔を広げることで、グレーの刻印を行うことも可能です。
注意点
パルス幅を低い値に設定する必要があるため、パルス幅の設定ができない標準の発振器(Qスイッチ)では加工することができません。
また、アルマイト処理がされていない素のアルミに対して黒色の刻印は行えないほか、画像データ(ビットマップファイル)を黒く刻印することはできません。
※パラメータ等調整を行っても、アルマイト処理アルミへ黒色刻印が行えないケースもございます。予めご了承ください。