木材の加工について
搭載しているレーザー管が違うHL650とHL650Rを使用し、木材の切断と刻印加工を行いました。
素材の厚さは9mmの桐と10mmのヒノキの2種類、50mm × 50mmの正方形データの加工結果となります。
切断結果
左からHL650R、HL650の順番で加工を行った結果をご紹介します。 側面の焦げが少なくなるよう、3回レーザーを照射し切断を行いました。
桐 9mm
ヒノキ 10mm
桐 9mm | ヒノキ 10mm | |
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HL650R | 約25秒 | 約37秒 |
HL650 | 約18秒 | 約21秒 |
搭載しているレーザー管のパワーが高い、HL650の加工時間が短いことがわかります。 切断加工を多く行うかどうか、という点も製品を選ぶ際のポイントとなりそうです。
HL650Rの刻印結果
加工時間 約1分6秒
弱いパワーも安定して出力ができるHL650Rでは、写真の濃淡がしっかりと表現できている印象です。
HL650と比較すると、よりくっきりとした刻印結果となっています。
HL650の刻印結果
加工時間 約1分7秒
ガラス製のレーザー管は弱いパワーを安定して出力することが苦手としている関係で、HL650Rに比べると彫りが深い加工結果となりました。
コントラストが弱い印象ですが、刻印する内容や希望する仕上がりによってはHL650の方が適している場合もあります。
今回は両機種で素材の節などが目立つ刻印結果となってしまいました。
木材の種類によっては高品質な刻印も可能です。
詳しくはMDFの加工についてをご確認ください。