MDFの加工について
搭載しているレーザー管が違うHL650とHL650Rを使用し、MDFボードの切断と刻印加工を行いました。
素材の厚さは6mmと9mmの2種類、50mm × 50mmの正方形データの加工結果となります。
切断結果
上からHL650R、HL650の順番で加工を行った結果をご紹介します。
厚さ6mm
厚さ9mm
どちらも厚さ9mmまでのMDFが切断可能でした。 一方で、加工時間では下記のような差が出ています。
6mm | 9mm | |
---|---|---|
HL650R | 約36秒 | 約1分30秒 |
HL650 | 約29秒 | 約1分12秒 |
搭載しているレーザー管のパワーが高い、HL650の加工時間が短いことがわかります。 切断加工を多く行うかどうか、という点も製品を選ぶ際のポイントとなりそうです。
HL650Rの刻印結果
加工時間 約7分30秒
弱いパワーも安定して出力ができるHL650Rでは、写真の濃淡がしっかりと表現できている印象です。
高速な動きに対応できるサーボモーターを搭載しているため、設定次第では加工時間をより短縮することも可能です。
HL650の刻印結果
加工時間 約9分
こちらもHL650Rと遜色ない結果となりました。
ガラス製のレーザー管は弱いパワーを安定して出力することが苦手としています。HL650Rに比べると彫りが深い加工結果となりました。