組み立て・設置環境について
組み立て
LC950の架台部分はお客様自身で組み立てる必要があり、その他、架台に本体の載せる、電装盤と本体をケーブルでつなぐ、といった作業を行う必要があります。
架台部分は2人で組み立てることが可能ですが、架台に本体を載せる作業は4人必要です。
お客様の元へ届いてから動作確認完了まではおおよそ2〜3時間かかります。
組み立てや使用方法についてマニュアルをご覧ください。
排気
レーザー加工機は熱で素材を加工するため、煙や臭いが必ず発生します。排気ファンもしくは集塵機をお買い求めいただき、煙や臭いが室内に溜まらないようにしてください。
室温
レーザー加工機は推奨する室温以外で使用すると正常な動作をすることができません。そのため、室温を10〜30℃に保っていただき、埃っぽい場所や直射日光が当たる場所での使用はお控えください。
電源
家庭用の100Vが必要です。電源プラグは3ピンのため、3ピンの接続が不可能な場合は変換アダプタを使用してアース接続を行ってください。また、LC950の使用電力は約1000Wと高いので、延長コードを使用する場合は多数口タイプではなく1個口タイプの延長コードを推奨します。
安全対策
レーザー加工は素材を熱で加工するため稼働中は常に火災の危険性を伴います。装置稼働中は必ず加工の状態を目視できる場所へ設置していただくと同時に火災対策として消火器の設置を強くお勧めいたします。また周辺には引火性の高いものを置かないようお願いいたします。
その他、LC950は安全対策として筐体の扉を開けると自動でレーザー照射を停止する機構の実装をしており、扉を閉じた状態であればレーザー光が外に漏れない設計となっております(加工ベッドを外した場合は除く)。
保管
各パーツにおける寿命の早期低下を防ぐため推奨保管環境となっている温度5~40度、湿度75%以下で保管をお願いいたします。温度が5度以下になってしまう場合は不凍液を使用してください。