火災の予防について
弊社製品は使い方を誤ると火災や事故につながる可能性があります。今一度、加工機の危険性を理解し安全で快適な加工をお楽しみください。
レーザー加工機の火災予防について
レーザー加工機は熱で素材を加工するため炎が上がる可能性があります。必ず下記項目を確認してください。
周辺機器の動作確認
比較的パワーが強いCO2レーザー加工機には炎が上がるのを予防するコンプレッサーが搭載されています。このコンプレッサーが正常に動作しているか(素材に空気が吹き付けられているか)確認してください。また、その他の周辺機器も正常に動作しているか確認してください。
加工中は加工機から離れない
加工に気をつけていても炎が上がる可能性はゼロにはできません。そのため、加工中に使用者が必ず近くにいるようにし、異変があった場合はすぐに初期消火をすることが重要です。使用者が近くにいないことで延焼してしまったケースが数多くあります。
加工物を放置しない
加工中、素材の裏側など目に見えない箇所から出火し、そのまま素材を放置してしまったことで火災につながるケースがあります。加工終了後は素材や加工機内部を確認し、安全を確かめてから加工機から離れてください。また、加工機から離れる際は加工機や周辺機器の電源を必ずオフにしてください。
加工ゴミを放置しない
加工機内部に切カスなどの加工ゴミを放置しないでください。出火の原因となるため、定期的なクリーニングをしてください。
出火してしまった場合
①レーザー加工機を停止する
延焼を防ぐためレーザー加工機の本体を停止します。
②排気ファン・集塵機を停止する
加工機内部へ空気を送り込むことを防ぐため、また加工機以外への延焼を防ぐため停止させます。
③ドアを開け消火器を使用する
出火・延焼が収まらない場合は消火器を使用してください。