FLCエアーでの加工
薄板のエアーを使用しての加工について
FLC1500で加工する際は窒素や酸素のボンベをご用意頂く必要があり、
その為ランニングコストとしてガスの費用がかかります。
エアーで加工が可能であれば、ガスボンベの費用がかからずにより低コストで加工が出来ます。
今回は1mmの薄い素材使用し、エアーで加工検証を行いました。
加工条件
鉄
・厚み:1mm
・使用データ:15mm角の四角形
・パラメーター: 速度 200mm/s
最小パワー 100% 最大パワー 100%
気圧 0.1MPa
ノズル 1.5S
焦点距離 -4.0
切断高さ0.5mm
・使用ガス:エアー使用
ステンレス
・厚み:1mm
・使用データ:15mm角の四角形
・パラメーター: 速度 200mm/s
最小パワー 100% 最大パワー 100%
気圧 0.1MPa
ノズル 1.5S
焦点距離 -3.0
切断高さ0.5mm
・使用ガス:エアー使用
アルミニウム
・厚み:1mm
・使用データ:15mm角の四角形
・パラメーター: 速度 350mm/s
最小パワー 100% 最大パワー 100%
気圧 0.12MPa
ノズル 1.5S
焦点距離 3.0
切断高さ0.5mm
・使用ガス:エアー使用
エアーコンプレッサ仕様
・出力2.2kw
・最高圧力 0.93MPa
・吐き出し空気量 650L/min
加工結果
鉄

ステンレス

アルミニウム

まとめ
今回は1mmの薄い素材をエアーを使用し加工致しました。
ドロス(金属くず)の付着も少なく加工できております。
薄い素材でしたら、エアーをお使い頂く事で加工する事が可能です。
ガスによるランニングコストを減らして頂き、より生産全体にかかるコストを軽減してご利用いただけたらと思います。