ここでは加工準備や加工操作を行うツールについて説明します。
加工機・ソフトウェアを起動した直後は必ず原点復帰を行います。
この操作により、加工機が座標を認識することができます。
素材の導通チェックに使用できます。ジョグコマンドでトーチと素材を軽く接地し、このボタンをONにすると24Vの微小電流が流れます。
この状態でステータスエリアの「導通」がONになれば導通しています。
コンプレッサーの動作チェック等に使用できます。このボタンをONにするとエアー噴射コマンドが実行されます。
導通信号による素材の表面検出テストを行います。この動作の正しい挙動は下記の通りです。
プローブ高さ
まで移動します。プローブ速度
で素材に近づいていきます。ピアス高さ
まで上昇します。下記のような挙動では設定等を見直してください。
トーチ先端と素材が速い速度で衝突すると、トーチの先端部品に悪影響を与える可能性があります。
プローブ高さ
の設定値を調節し、プローブ速度
で素材に当たるようにしてください。
導通されていない可能性があります。導通チェックを行ってください。
トーチ先端に水滴や金属くずが付着している可能性があります。「エアー噴射」ボタンを押して先端の水滴等を飛ばしてください。
それでも解決しない場合、トーチノズルのクリーニングや消耗部品の交換をお試しください。
加工軸を任意の位置に動かすことができます。加工位置を設定する際などに使用します。
キーボードからも操作を行うことが可能です。
また、キーボードのShift
ボタンで高速モード、Alt
ボタンで低速モードになります。
加工位置の設定や確認の際に使用します。
加工に関する設定を行います。加工を行う場合は「トーチ有効」をオンにしてください。
トーチの有効・無効を設定します。無効の場合は加工動作時にプラズマを発生させません。 安全のためデフォルトでは「オフ」の状態になっています。
この機能は主に「加工失敗時の再加工」などで使用します。
オンの場合は下記の挙動になります。
このボタンは加工中にいつでも有効または無効にすることができます。
エキスパンドメタルなどの切断モードを設定します。
オンの場合は下記の挙動になります。
このボタンは加工中にいつでも有効または無効にすることができます。
現在設定されている切断パラメータを表示しています。「パラメータ設定」ボタンをクリックするとパラメータ設定ウィンドウが表示されます。