部品名 | 備考 | 画像 | 個数 |
X軸ユニット | 1 | ||
V-slot 410mm | 加工エリア30cm×23cmで使用 | 4 | V-slot 720mm | 加工エリア60cm×42cmで使用 | 2 |
V-slot 610mm | 加工エリア60cm×42cmで使用 | 2 | |
Y軸モーターユニット | 2 | ||
idler pulley plate | 2 | ||
タイミングベルト | 2 | ||
M5Tナット | ネジケース | 18 | |
直角ブラケット | ネジケース、一部の製品には黒色の直角ブラケットが入っています | 4 | |
M5×8低頭ボルト | ネジケース | 8 | |
M5×10低頭ボルト | ネジケース | 8 | |
結束バンド | 4 |
フレーム組み立てに使用する直角ブラケットの取り扱いについて説明します。この説明をご覧いただいた後に実際の組み立てに入ってください。
アルミフレームの溝に表を上にしたTナットを入れます。
直角ブラケットには穴が2つ空いている面がありますが、写真赤丸の穴のみを使用します。
Tナットの上に直角ブラケットを載せ、ネジ締めを行います。ネジ締めを行うことで、写真のように2つのアルミフレームを固定できます。
水平な机の上でフレーム組み立てを行ってください。
V-slot 410mm(V-slot 720mm)の背面にM5Tナット2個を入れます。
V-slot 410mm(V-slot 720mm) の両端にV-slot 410mm(V-slot 610mm)を2本置き、M5Tナット4個とM5×10低頭ボルト4個と直角ブラケット2個で取り付けます。
X軸の組み立てで組み立てたX軸ユニットをフレームに通します。
V-slot 410mm(V-slot 720mm)をM5Tナット4個とM5×10低頭ボルト4個と直角ブラケット2個で取り付けます。
Y軸の動作を手動で確認します。以下の動画のように、X軸ユニットがスムーズに動く状態が正常となります。
X軸が揺れる場合は偏心スペーサーの調整をしてください。
引っかかりを感じる場合は、アルミフレームの調整を行います。アルミフレームの製造上の公差により、アルミフレームの寸法が合わない場合があります。アルミフレームに隙間を設けて調整してください。
写真のように隙間ができても問題ありません。
idler pulley plateをM5Tナット2個とM5×8低頭ボルト2個で取り付けます。 後工程で調整するので、写真を参考にidler pulleyがv-slot 410mm(V-slot 610mm)に触れる程度で仮止めをします。
Y軸モーターユニットをM5Tナット2個とM5×8低頭ボルト2個で取り付けます。
※Y軸モーターユニットは、取り付ける向きがあるので注意してください。
Y軸モーターユニットの線と、V-slotの端が一直線上に来るように位置を調整してください。内側にも同じ位置に線があるので、その線とV-slot 410mm(V-slot 720mm)の先端がぴったり合っているかを確認してください。
タイミングプーリーをv-slot 410mm(V-slot 610mm)の溝と同位置に調整し、イモネジ2個をしっかりと締め固定してください。ずれている場合は、位置を調節した上で固定します。
反対側も同じ要領でidler pulley plateとY軸モーターユニットを取り付けます。 idler pulley plateをM5Tナット2個とM5×8低頭ボルト2個で取り付けます。
Y軸モーターユニットをM5Tナット2個とM5×8低頭ボルト2個で取り付けます。
※Y軸モーターユニットは、取り付ける向きがあるので注意してください。
加工エリア30cm×23cmの方は、タイミングベルト2本を1000mmに切ります。 加工エリア60cm×42cmの方は、タイミングベルト2本を1400mmに切ります。 mini v plate_Lにタイミングベルトを結束バンドで取り付けます。
idler pulleyにタイミングベルトを通します。
タイミングプーリーにタイミングベルトを通します。
mini v plate_Lにタイミングベルトを結束バンドで取り付けます。
反対側も同様にタイミングベルトを取り付けます。
タイミングベルトをしっかりと張るため、idler pulley plate側のねじを一度緩め、写真を参考に引っ張りながら再度ねじを締めます。しっかりとタイミングベルトが張っていることを確認してください。
反対側も同様に、タイミングベルトをしっかり張ってください。 タイミングベルトが余っている場合は、20〜30mm程度残して切り取ってください。 最後に、結束バンドの不要な部分を切り取ります。
タイミングベルトを取り付けた状態で再度Y軸の確認を行います。X軸ユニットを手動で動かし、ベルトの張り具合が左右で異なる場合は、idler pulley plateの位置を調整し、タイミングベルトの張りを調整してください。また、少しでも引っかかりがある場合は偏心スペーサーを調整してください。