この章では、FABOOL Desktopで出来ることや基本仕様、および全体のシステム構成を説明します。
1. PCとFABOOL Laserシリーズとの接続、加工制御
FABOOLは「点」で加工処理する「ラスター加工」と「線」で加工処理する「ベクター加工」の2種類の加工が可能です。刻印についてはラスター、ベクターの両方で加工可能ですが、切断はベクター加工のみとなります。jpeg、ビットマップといった一般的なイメージファイルは全てラスタ加工にて処理され、ベクターで加工したい場合はsvg、dxfの形式でインポートする必要があります。Adobe Illustratorや無料のInkscapeなどで作成したデータをSVGやDXF形式で保存していただければ、弊社ソフトに取り込むことが可能です。
ベクター加工(外形に沿った加工)
ラスター加工(塗りつぶし加工)
2. 外部描画ソフトなどで作成した画像データの複数読み込みおよび取り込んだデータの調整(拡大縮小、位置変更など)
3. 加工時のパラメーター設定(レーザー出力とヘッド移動速度、加工回数)と加工データ一式(プロジェクト)の保存および管理
対応OS | Windows、Mac OS |
加工方式 | ベクター加工、ラスター加工 |
取り込み可能データ形式 | .png /.jpeg /.jpg /.bmp /.gif /.tiff /.tif /.svg /.dxf |
【windows】
OS:7以上
CPU:Core i3 2.4Ghz以上
RAM:4GB以上
HDD:1GB以上の空き容量
【Mac】
OS:10.11.6 El capitan以上
CPU:Core M 1.1Ghz以上
RAM:4GB以上
HDD:1GB以上以上の空き容量
※上記の動作環境をみたしているすべてのコンピューターにおける動作を保証するものではありません
※上記の動作環境に記載の必要メモリー容量を実装していてもその他のプログラムやサービスが動作していた場合、メモリー不足でアプリケーションの機能を発揮できないことがあります
※お客様がお使いになっている他のアプリケーションとの組み合わせによっては、FABOOL Desktopの動作に不具合が発生する場合がございます
※FABOOL Desktop使用時はFABOOLシリーズ以外のUSB接続をしないことを推奨します。その他のデバイスが接続されていた場合、加工動作に影響を受ける可能性がございます。USBハブ(特に電源供給タイプ)も同様です。