部品名 | パーツID | 数量 |
---|---|---|
X軸ユニット | ※X軸の組み立て参照 | 1 |
V-slot 410mm | D-7 | 4 |
Y軸モーター | ※Y軸モーターユニットの組み立て参照 | 2 |
idler pulley plate | C-2 | 2 |
タイミングベルト100cm | D-2 | 2 |
M5 Tナット | C-1 | 18 |
ブラケット | D-2 | 4 |
M5×8 低頭ボルト | C-1 | 16 |
結束バンド | C-1 | 4 |
※パーツIDはFABOOL Laser Mini パッキングリストをご確認ください
以下の部品を使って、フレーム(3辺)を組み立てます。
※2016年9月末以降の出荷分からはブラケットの仕様が変更になっており、各ブラケットに穴が合計で3つあります(片側に1つ、もう一方に2つ)。2つの穴がある側については、どちらか一方の穴をご使用ください。
平らな机の上で3つのV slot 410mmを組み合わせます。その際、写真の赤丸の位置にM5 T nut×4つを入れておきます。
M5 T nutを入れた角(2か所)にブラケットを当て、それぞれM5×8 低頭ボルトで仮止めをします。
一度以下の写真のようにV slotを立ててしっかりと直角にし、さらにV slot同士の隙間がなくなるように手で押さえつけながらM5×8 低頭ボルトを締めます。
また、反対側も同様にM5×8 低頭ボルトを締め、フレームの3辺を完成させます。
※この時、M5×8 低頭ボルトはしっかり締めて、後工程でフレームを持ち上げるなどする際に歪んだりズレたりすることがないようにしてください。
上記で組み立てた3辺のフレームを机の上に置き、その上で前章で組み立てた「X軸ユニット」を以下の写真のように、それぞれのローラーの間にV slotのフレームを挟み込む形フレームに滑り込ませます。
次に、以下の部品を使って、フレームの最後の1辺を取り付けます。
※2016年9月末以降の出荷分からはブラケットの仕様が変更になっており、各ブラケットに穴が合計で3つあります(片側に1つ、もう一方に2つ)。2つの穴がある側については、どちらか一方の穴をご使用ください。
まず、外側にM5 T nut×2個を入れておきます。(後工程で基板ケースを取り付けるのに使用します。)
次に、先程と同様、M5 T nut×4個を内側4か所に入れた上でフレームをはめ込みます。
2つの角にそれぞれブラケットを当てて、M5×8 低頭ボルトを締めます。
※この時、M5×8 低頭ボルトはしっかり締めて、後工程でフレームを持ち上げるなどする際に歪んだりズレたりすることがないようにしてください。
※フレームの4辺がすべて机についた状態で作業すると、フレームの水平・直角が確保しやすいです。
Y軸の動作を手動で確認します。以下の動画のように、本体を立てた時に自然にX軸ユニットが下に落ちてくる状態が正常となります。
※X軸ユニットを可動範囲全体で動かしてみて、少しでも引っかかりを感じる場合は、X軸ユニット左右のmini v plate_R、mini v plate_Lの偏心スペーサーを少しずつ回して、緩める方向に調整して下さい。(以下の動画を参照)
ホイールを横から見ながら偏心スペーサーを回すことで、ホイールとV-slotの溝が離れたり近づいたりすので調整しやすいです。
緩めることで生じるX軸ユニットの多少の緩みは動作には問題ありません。
以下の写真のように、X軸モーターを手前にして、左側に「Y軸モーターユニット」、右側にidler pulley plateを取り付けます。
右端からM5 T nut×2個を入れ、M5×8 低頭ボルトでidler pulley plateを取り付ける。
※後工程で最終的な位置調整は行いますが、この段階では以下の写真を取り付け位置の目安としてください。
次に、左端からM5 T nut×2個を入れ、M5×8 低頭ボルトで「Y軸モーターユニット」を取り付ける。
※写真の向きのものを使用する
以下の写真に示す「Y軸モーターユニット」の”黒い線”と、奥に見えるアルミフレームの端が一直線上に来るように位置を調整してください。
内側にも同じ位置に”黒い線”があるので、その線とV slotの先端がぴったり合っているかを確認してください。
タイミングプーリーの位置が以下の写真のように、V slotの溝と一致していることを確認します。大きくずれている場合は、タイミングプーリーのイモネジ(2か所)を一度緩め、位置を調節した上で再度イモネジを締めなおします。
こちら側の足の取り付けが完了しました。
反対側も同じ要領で足を取り付けます。
なお、idler pulley plateの位置は以下の写真の位置を目安とします。(後工程で調整しますので、厳密になりすぎる必要はありません。)
また、タイミングプーリーの位置が以下の写真のように、V slotの溝と一致していることを確認します。大きくずれている場合は、タイミングプーリーのイモネジ(2か所)を一度緩め、位置を調節した上で再度イモネジを締めなおします。
こちら側の足の取り付けも完了です。
前章でX軸に対して行ったと同じように、結束バンドを使いながら、タイミングベルトを取り付けます。
(以下では、まず「X軸モーターユニット」を手前にした向きで作業しています。)
タイミングベルトを上から差し込み口に差し込んで、タイミングベルトの山側が内側で重なるようにします。
以下の写真のような向きで結束バンドをしっかりと締めてください。
タイミングベルトの片方を取り付けたら、両側のプーリーを1周して、反対側も結束バンドで取り付けます。
※この時、タイミングベルトは出来るだけ張るようにしながら結束バンドで固定してください。(ただし、この時点での”張り”には作業場限界がありますので、無理に力を込めて引っ張る必要はありません。後工程度、最終的な張りを調整します。)
この時点では、以下の写真のようにタイミングベルトに少しゆるみがある状態となります。
タイミングベルトをしっかりと張るため、idler pulley plate側のねじを一度緩め、以下の写真の方向に引っ張りながら再度ねじを締めます。しっかりとタイミングベルトが張っていることを確認したらこちら側は完成です。
反対側も同じ要領で、タイミングベルトを取り付けたのち、idler pulley plateを引っ張りタイミングベルトをしっかり張ったら完成です。