みなさんこんにちは!
今日は暖かい一日でした。
こんなポカポカ陽気であれば、冬もそんなに悪くありません。
しばらくこの暖かさは続くようですが、また冬将軍が
やってくる時の落差に怯えてしまいます。
以前のブログでユーザー様のとてもハイレベルな作品を紹介させて頂きました。
今回は、その中でも特に私が紙だとなかなか信じることができなかった、電車の車両について、詳細をご紹介いたします。
展開図にするとこんな感じになります。
素材を無駄にすることなく、隙間をなるべく作らないように各パーツが緻密に並んでいます。
この車両には紙とは思えない重さがあります。
以前のブログでも触れましたが、その重さの秘密は、この様に紙が何枚も重ねてあるからなんです。
この写真でお分かりになりますでしょうか。
右側が紙一枚、左側が完成品です。
断面をよーく見ると、3枚の断層になっています。
車両のシルエットにも注目です。
屋根の部分は弧を描くようにカーブしています。
この完成品の屋根の裏を見てみると…
こんなにたくさん線が入っています。
展開図の段階でこんなに線が入っていたのは、このカーブを出す為だったんですね。
この技は、紙だけでなく、木材にも使える方法です。
こんな感じに線を入れると…
曲がらない素材もこんな風に曲げることが出来ます。
完成品の幅が広がるテクニック。
みなさんも作品作りに試してみてください。