こんにちは。ここ最近少しずつ暖かくなってきましたね。smartDIYsの本社がある山梨県でも朝の厳しい寒さはだいぶ和らいできました。さて、今日は展示会出展の際、展示する作品例の中でも多くの注目を集める「組み上げ」を活用した作品例をご紹介します。レーザー加工機は主に2次元の加工を行うために使用され、その代表的な加工として平面への刻印があります。
しかし、あらかじめ立体的に組み上げることを前提として設計された2次元データを活用することにより立体物を製作することもできます。
こちらは2mmのバルサ材を使用した飛行機で、先端におもりの代わりにクリップをつけると実際に飛ばすこともできます。
こちらはケント紙を使用して作ったミニチュアのベンチです。
こちらは昨年の模型ホビーショーでも注目を集めた鉄道模型に使われていたパーツです。各ルーバーは等間隔で隙間があり、キッチリ反対側が透けて見えます。
このパーツが実際どう使われているかというと……
こちらになります。とてもリアルに塗装されているためわかりづらいですが。
展示会の際、この部分を丁寧に説明すると初めてレーザーカッターを見たという来場者はとても驚かれます。
このように、組み上げを活用することによってレーザーカッターの活用方法は大きく変わってきます。さらにCO2タイプ(FABOOL Laser CO2 or DS)の加工機であれば、厚さも約10mm前後切断が可能になり加工エリアも広くなるため、作品サイズや強度、加工対象物の素材などさらに幅が広がります。
このような構想を頭の中で考えるのも楽しいですが、実際に思っていた通りに出来上がった時の感動も大きいです。普段は刻印しかしないという方もぜひ一度「組み上げ」に挑戦してみてください。