2021年03月04日

レーザー加工機の騒音ってどれくらいでるの?全機種計測してみました!

皆さんこんにちは。smartDIYsの横田です!

お客様から「Etcher Laser Proの騒音はどの程度でますか?」とご質問がありました。レーザー加工機は身近なものではないので動作音が大きいのか小さいのかよくわかりませんよね。

そこで、弊社のレーザー加工機全機種を騒音計を使って計測してみたのでご紹介します!

測定方法

各機種の正面から1m程度離れた位置に騒音計を設置し計測しました。計測のプロではないのでこの計測方法があっているかはわかりませんが、大体の音量を測定できたと思います。
騒音値の目安などは下記のページを参考にしてください。

騒音値の基準と目安
WHOが定める1日あたりの音圧レベルの許容基準

測定結果

では、機種ごとに結果を発表していきます!

FABOOL Laser Mini

待機中 加工中
52dB 55dB

数ある工作機器の中ではかなり静かな方ではないでしょうか!テレビをつけていると動作しているのも気づかないくらいの音量です。主な音源は、ファンの回転する音、軸が動作する音です。

FABOOL Laser Miniの詳細はこちら

FABOOL Laser CO2

待機中 加工中
65dB 66dB

FABOOL Laser Miniに比べ10dBほど上がりました。FABOOL Laser CO2本体の音はかなり静かですが、オプションの排気ファンや消炎キットの動作音が大きいため、少しだけうるさく感じるかもしれません。待機中・加工中ともに音量はほぼ同じでした。
FABOOL Laser CO2の詳細はこちら

FABOOL Laser DS

待機中 加工中
70dB 70dB

排気ファンの風量がFABOOL Laser CO2より大きいため、その分音量も大きくなっています。FABOOL Laser DSも待機中・加工中ともに音量はほぼ同じでした。
FABOOL Laser DSの詳細はこちら

Etcher Laser

待機中 加工中
53dB 56dB

FABOOL Laser Mini と同様かなり静かなレーザー加工機です。加工中は若干音量が上がりますが、気にするほどではないですね。Etcher Laserもファンの回転する音、軸が動作する音が主な音源です。引き出しを外しての加工もあまり音量は変わりませんでした。

動作音はこちらの動画を参考にしてください(7:15〜)。

Etcher Laserの詳細はこちら

Etcher Laser Pro

Etcher Laser Proの場合は、ファンの回転数を変更することができるので、いくつかの回転数で計測しました。カッコの中はファンの回転数で、待機中は10〜30%、加工中は30〜100%の範囲で調整可能です。

待機中(10%) 加工中(30%) 加工中(60%) 加工中(100%)
59dB 70dB 72dB 84dB

加工中は他機種に比べ大きな音量となりました。これは、加工開始と同時に排気ファンとコンプレッサーが動作し始めるためです。Etcher Laser Proは、加工機内に集塵フィルタを搭載しており、発生した煙や臭いは集塵フィルタを通って外に排出されます。排気ファンを強力なものにしないと煙や臭いがうまく集塵フィルタを通らないため、動作音が他の機種に比べ大きくなってしまいます。

とはいえ、一番大きな音でも電車の車内くらいですし、大きな音は加工中のみとなります。排気ファンの回転数も調整することができるので、問題ないかと思います。

動作音はこちらの動画を参考にしてください(34:50〜)。

Etcher Laser Proの詳細はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。厳密な測定ではないので若干の誤差はあると思いますが、ある程度の目安にはなっていると思います。レーザー加工機に限らず工作機械は少なからず騒音がでてしまうため、必要であれば騒音対策などを講じてください。

弊社に来ていただくと実際にレーザー加工機がどんなものなのか体験できるので、ぜひ皆様お気軽に足をお運びください!
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