FABOOL Laser Miniに搭載する新型基板が完成しました!
従来モデルではArduinoをベースとし、その上に自社基板を重ねることでレーザー加工機を動かしていました。
この新型基板では自社開発の一体型となり、CPUの処理速度も大幅に向上しました。
細かい話をすれば新型の一体型基板によるメリットは様々あります(例えば生産における歩留まり率の改善など、、)
が、ユーザーの皆様にとって一番のメリットはラスター加工(画像を刻印するような加工)において、これまでよりも速く・キレイに加工できるようになることです!
例えば、このヒョウの写真を木材板に刻印したもの。 これまでの旧基板ではこの鮮明さで刻印するにはレーザーヘッドのスピードを500mm/min程度のかなり低速で加工する必要がありました。
速いスピード(例えば2,000mm/min)でやろうとすると、基板の処理スピードが追い付かず、以下のように図柄が荒れてしまっていました。
しかし、この新型基板では、、、!
2,000mm/minの比較的速いスピードでも一定の鮮明さを実現することができるようになります。
ちなみに、この基板のアップデートに加え、ソフトウェアも7月中を目途に大幅アップデート版をリリース予定です。
ラスター画像の取り込みに関するハードルが一気に下がる機能を追加予定ですので、お楽しみに!
(Miniだけでなく、CO2のソフトウェアも同時にアップデートされます。)