2020年04月13日

型紙不要!レーザー加工機でマスク作り

日に日に感染拡大の勢いを増すコロナウイルス(COVID-19)。皆さん対策はどの様にしていますか?不要の外出は避け、手洗いとマスクの着用が推奨されていますが、未だにマスクは入手困難な状況です。smartDIYsでは、この様な状況下で少しでも皆さんのお役に立てればと、マスクの型紙を無料で提供することにしました。作り方も一緒に紹介しますので、ぜひご活用ください!

必要素材・データダウンロード

必要素材

  • 生地2枚(表地用1枚、裏地用1枚)
    • 大人サイズ:各横30cm 縦18cm
    • 子供サイズ:各横20cm 縦15cm
  • ゴム2本(長さに関しては個人差がありますので適宜調整してください)
    • 大人サイズ:各30cm〜
    • 子供サイズ:各20cm〜

次にデータのダウンロードをしましょう。マスクデータのダウンロードページからダウンロードをお願いします。作りたいマスクのサイズを選択してください。

生地のカット

それではレーザー加工機で生地のカットを行いましょう。同じ形を表地用に2枚、裏地用に2枚、合計4枚切り抜きます。

マスク1

パラメーターですが、使う生地の厚さや色によってばらつきが出ます。私はEtcher Laser 3.5Wで切断しましたが、赤のチェック生地はスピード500でパワーが100を回数1回、ピンクの裏地は同様のスピード、パワー、ただし2回繰り返し加工しました。

マスクの組み立て

それではこの生地をマスクにしていきましょう。まず、同じ生地同士を写真の黒い線上を縫って、くっつけます。
マスク2
縫い終わったら、両方とも広げてみて下さい。
マスク3
この2つを縫ってくっつけていきます。下記写真の黒線の部分を縫います。表、裏共に先ほど縫った縫い目の方が両方とも外側を向く様にくっつけ合わせて下さい。
マスク4
縫い合わせたら、ひっくり返して縫い目を隠します。
マスク5

マスク6

マスク7

右と左を折って、ゴムが通せるループを作ります。左右でマスクの長さが同じになる様、折ってバランスを見てください。
マスク8
調整が出来たら、縫います。
マスク9
ゴムをループに通します。なかなか手で通りにくい場合はゴム通しやひも通しを使ってください。
マスク10
ゴムの結び目はループの中に隠して見えない様にしましょう。これで出来上がりです。
マスク11

ストレッチマスクをつくろう!

もう少し簡単に出来ないの?マスク用のゴム、細いゴムが手に入らない!そんな方もいらっしゃると思います。それなら、不要のストレッチTシャツを使って、即席ストレッチマスクを作るのはいかがでしょうか。

マスク12

ゴムなしで簡単、これならあっという間に出来ます。
データはストレッチマスクデータのダウンロードページからダウンロードしてください。

ストレッチ素材であれば、何でも構わないのですが、私はこのポリエステル製のTシャツを100円ショップで購入しました。
マスク13

レーザーで切断後、黒線の部分を縫い合わせて出来上がりです。レーザーの熱のおかげで、ほつれの心配もありません。とっても簡単です!
マスク15

まとめ

マスクのみならず、その他デザインデータも無料でダウンロードしていただける様になりました。皆さん外出自粛で退屈になってしまうかもしれませんが、私達も随時デザインをどんどん増やして、皆さんに楽しんでいただける様に頑張ります。ですので、皆様外出は控え、安全にお家でお過ごしくださいね。

※布製マスクは、せきやくしゃみなどの飛散を防ぐ効果があることや、手指を口や鼻に触れるのを防ぐことから、感染拡大の防止に一定の効果があると考えています。マスクを着用し、喉・鼻などの呼吸器を湿潤とすることで風邪等に罹患しにくくなる効果もありますが、ウイルスや花粉の侵入を100%防げるものではありません。また、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。手洗いをこまめに行い、感染予防に努めて下さい。smartDIYsはこのマスク製作、着用等によるトラブルに関しまして一責任は負い兼ねます。

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