Kicadとは
今回は、オープンソースの基板設計ソフトウェアKicadをご紹介したいと思います。
Kicadは、フランス人のJean-Pierre Charrasさんによって開発が開始されました。回路図CAD、基板CAD、ガーバビュアーなどで構成てさています。
基板サイズに制限はなく、作成可能な最大層数は、導体層16、テクニカル層12となっております。
また、基板作成時に必要なガーバファイル、ドリルファイル、部品位置ファイル、BOMファイルなど様々なファイルを生成することができます。
Kicadは完全無料のオープンソースなため、上記の機能を無制限で使用することができます。
Windows、Linux、Mac上で動作し、日本語化することもできます。日本語化ファイルが以下のサイトで配布されています。
日本語化ファイル | kicad.jp
Kicadの構成
Kicadは、以下のソフトウェアで構成されています。
-
プロジェクトマネージャー Kicad
-
回路図CAD Eeschema
-
回路図と基板フットプリントの関連付け CvPCB
-
基板CAD PcbNew
-
ガーバビュアー Gerbview
-
画像からロゴ作成 Bitmap2Component
-
基板関連計算 PcbCalculator
参考サイト