こんにちは!ソフトウェア開発担当の⼿川と申します。
先⽇の積雪が嘘かのような陽気な天気に恵まれております。
さて、今回はソフトウェア開発に⽋かせないテキストエディタについてご紹介します。
弊社のソフトウェア開発は基本的に専⽤のIDE(統合開発環境)を利⽤しておりますが、Web系の開発やちょっとした業務フローの⾃動化にはテキストエディタは⽋かせない存在です。テキストエディタというと、Windowsでおなじみのメモ帳や、Sublime Text、Vim、Emacs、mi…などなど、たくさんのソフトがあります。そんな中で私が個⼈的に愛⽤しているのは「Atom」というテキストエディタです!その理由はいたってシンプルで、⾼機能ながら無料!とういうことです。
このAtomエディタはテキストの入力のみならず、追加機能(パッケージ)をインストールすることで様々な機能拡張ができます。
今日はその中から日頃利用している便利なパッケージ達をご紹介いたします。
まずはこのパッケージをインストール!
ファイルの拡張子ごとにアイコンを変更してくれるパッケージです。
minimap
ファイルの全体マップを表示してくれます。
FTPを利用してサーバ上のファイルを編集することができます。同期しているローカルのファイルを保存すれば即座にリモートにアップロードされるため、リモートファイルを直接編集している感覚で作業ができます。また、必要なファイルしかローカルに保存されないため無駄がありません。
json形式のファイルを見やすく整形してくれます。
HTML, CSS, JavaScript, PHP, Python, Ruby, Java, C, C++, C#, Objective-C などの様々なソースコードの整形をしてくれます。HTMLのインデントを一括で修正してくれるのが特に助かります。
CSSの編集をする際にグラフィックソフトのようなGUIで色の指定をすることができます。実際の色を見ながら編集出来るので素早くイメージした色に近づけることができます。
C, JavaScript, PHP, SASS などの言語で複数行コメントの入力補助をしてくれます。また、既存の関数の前にコメントを入力すると引数や返り値の説明欄を用意してくれるので、ドキュメント作成で活躍します。
javascriptやpython、c++やシェルなどのちょっとしたスクリプトを実行してくれます。「この言語でこの書き方できたっけ?」と言った場合の動作チェックに重宝しています。
scriptパッケージに不自由を感じたら、このパッケージでatomエディタ上にterminalを追加できます。ショートカットキーでターミナルと編集ファイルを自由に行き来できるのでとても便利。あとはなんでもできます。
UML図のプレビューを表示するためのパッケージです。
いくつかの図表のレンダリングには`graphviz`モジュールが必要ですが、UML図を作る機会が多い場合は一度お試しあれ。
簡易版エクセルのようなGUIでCSVファイルの編集ができます。表示順のソート機能までついており、ちょっとした編集に重宝します。
Markdownのテーブル記述を綺麗に整形してくれるパッケージです。几帳面で面倒くさがりな人にはもってこいです。ただ全角文字は不得意の様子。
MarikdownやLatexなどの文章の見出しをリストにして表示してくれます。長文の文章作成などで活躍します。
Markdownで作成した文章をPDFに変換してくれます。ちょっとしたドキュメント作成に嬉しい機能です。
二つのファイルの差分を見ることができます。簡易的なものですが、パパッと比較したい時にあると便利です。
また下記のようなシェルスクリプトを用意しておけば一括でパッケージをインストール出来るので、環境構築が素早くできます。
#!/bin/sh
# apm install お気に入りのパッケージ名
apm install file-icons
apm install Remote-FTP
apm install pretty-json
もちろん、それぞれ専門ソフトウェアに比べたら機能が寂しい部分もありますが、それを考慮しても作業効率は格段にあがること間違いありません!一つのソフトで様々なファイルの編集やプレビューができてしまうのはとても魅力です。なぜ無料で使えるのかが不思議なくらい。。。ぜひ一度お試しください!