以前ダンボールのパラメーター比較をご紹介しましたが、実際ダンボールはどのように再利用され、どのような作品になっているのでしょうか。
世界中のダンボールの活用例、作品例を紹介していきます。
インテリア編
ダンボールのインテリア雑貨で頻繁に見られるのがランプシェイド。
弊社のお客様にも、ランプシェイドを作ってらっしゃるお客様がおられます。
ダンボールで作られている方はいらっしゃいますか?
海外ではお洒落なカフェの演出にも一役買っています。
ダンボールの波形部分を構成する段、“フルート”。
そこから光が漏れ、とても雰囲気のあるランプシェイドになります。フルートの幅によって、漏れる光の量も変わって来るので、どんなダンボールを選ぶのかも重要なポイントになりそうです。
使い方次第では、人が座っても潰れない、お洒落な椅子にもなります。
椅子を作るには、強度の高いダンボールを使う必要があると想像するかもしれませんが、デザインを工夫すれば、通常の梱包用ダンボールで十分間に合います。
玩具編
子供の玩具は増える一方で、すぐに飽きてしまうことがほとんどです。そんな玩具がダンボールで作れたら捨てるのにも躊躇しませんし、エコ!お子様と一緒に製作できれば楽しさも倍増ですし、これから夏休みの工作のアイデアにもなりそうです…!
最近話題のNintendo Switchですが、Nintendo Laboというものをご存知でしょうか?
これもダンボールでコントロール装置を自分で組み立て、仕組みから理解するという画期的な玩具なんです。
ゲームの前に物作りのプロセスを学べて、楽しみが一つ増えるので、大人気なんだとか。
親子で、もしくはお孫さんと、一緒に作り方を考えて行くのも楽しそうです。
生活雑貨編
使い捨てのできるダンボールは、生活雑貨にも有用性があります。
例えば、ハンガー。
プラスチックのものが一般的ですが、折れてしまうこともしばしば。
ダンボールであれば、燃えるゴミに捨てられるのでとってもエコ!お店であれば、お店の名前を刻印して使うこともできます!
こちらはなんとダンボールでできた使い捨てのバーベキューグリル!
グリルがダンボールだなんて信じられませんが、出先で簡単に組み立て、帰りは捨てて来られるので、欧米で話題の最新パーティーアイテム!
ダンボールのフルートは猫の爪研ぎにも最適なので、インスタ映えする猫ベットも作れます。
番外編
こちらはまだ記憶にも新しい、ダンボールでできたレクサス!!
こちらはドローンです。
ボディーがダンボールでもきちんと飛ぶんですね。
建築模型をダンボールで作成されている方もいらっしゃいます。
エコな上に用途が様々な素材ですが、レーザーカッターとの相性は◎!
特に細かいパーツや、精密性を追求するのであれば、ダンボールの加工にレーザーカッターはぴったりのツールです。
手作業では気が遠くなってしまう作品も、レーザーカッターでアイデアを実現できるかもしれません。