今回は、Arduino UnoとA4988ステッピングモータードライバーでステッピングモーターを制御したいと思います。
ステッピングモーターにはJK42HS34-1334ACを使用します。また、1つのドライバーで2つのステッピングモーターを制御したいと思います。
A4988は最大で2Aの出力で制御できます。今回は1.6Aに設定します。モーター用の電源には24Vを入力します。また、A4988は、1、1/2、1/4、1/8、1/16のマイクロステップを設定することができます。今回は1/8に設定します。
接続
A4988の接続は以下のようにしました。
- VMOTに24Vを接続
- 1A/1B/2A/2Bはステッピングモーターに接続
- VDDはArduino Unoの+5に接続
- STEPはArduino UnoのデジタルI/OポートのD9に接続
- DIRはArduino UnoのデジタルI/OポートのD12に接続
- RESETとSLEEPを接続
- MS1とMS2にArduino Unoの+5を接続
- MS3にはGNDを接続
電流調整
出力電流は、A4988に実装されている半固定抵抗を回すことで調整できます。以下の画像の赤枠で囲んだ半固定抵抗とGND間の電圧を測定し調整します。
電流値の計算は、測定電圧×2.5になります。今回は1.6Aですので、0.64Vになるように調整します。
まとめ
今回、ステッピングモーターを2つ接続しましたが、回転スピードを速くしすぎると動作しない現象が発生しました。今後改善していきたいと思います。