みなさんこんにちは! 最近、「木札や千社札はつくれますか?」とお問い合わせをよくいただきます。もちろんレーザーカッターで作成は可能ですが、どうつくるのか、どういった仕上がりになるのかを今回ご紹介しようと思います。
Illustratorでデータ作成
まずはデータを用意します。木札の文字は、山梨県の武将「武田信玄」にします(弊社は山梨県にあります)。しっかり家紋も入れてみました。
赤い線がカット、黒い部分が塗りつぶしされる部分になります。データの作成方法は、Illustratorでのレーザーカッター用ゴム印データの作り方をご覧ください。
レーザーカッター加工開始!
では、実際にレーザー加工していきましょう。今回は、FABOOL Laser CO2で10mm厚のけやきを加工します。
本番の加工の前に試してみた結果、パラメータは
- 刻印:スピード 8000 パワー 5% 回数 1 ハッチング 0.05mm
- カット:スピード 300 パワー 100% 回数 1
が良さそうです。
また、ヤニを防ぐためマスキングテープを貼って加工をします。
加工結果がこちら。
どうでしょうか。なかなかうまくできたのではないでしょうか。オリジナルの木札の完成です!(データの大きさは横20mm縦70mm、加工時間は5分ほどでした)
FABOOL Laser Miniでも加工してみました
FABOOL Laser CO2はパワーが大きく木札も作成できましたが、パワーが小さいFABOOL Laser Miniでも加工してみました。結果がこちら。
もちろんカットはできませんでしたが、なかなかうまくいっていますね。FABOOL Laser CO2に比べると彫りの深さが浅かったり加工時間がかかってしまいますが、問題なく作成できています(加工時間は9分ほどでした)。
以上、レーザーカッターで木札を作成してみました。みなさんも是非試してみてください!