9月10日より予約開始いたしましたEtcher Laserについて、有難いことに大変多くのお客様にご予約をいただいております。今回は多くのユーザ様からご質問を頂いた、Etcher LaserとFABOOL Laser Mini、それぞれの製品の違いについて説明します。
Etcher Laser の優れている点
- カメラ機能(スキャン・位置合わせ)
本体に搭載されているカメラによって、素材とデータの位置合わせが簡単に行えます。また、手書きの文字やイラストをスキャンすれば、そのままデータ化・加工できます。 - スマホ(iOS)アプリから操作が可能
従来のPC版ソフトウェアの他、iOS対応のスマートフォンアプリから操作が可能です。 - 取り外し可能な底 ※底部取り外し可能タイプのみ
装置に入らないサイズの素材への加工を可能にします。 - 完成品での販売
FABOOL Laser Mini の優れている点
- カスタマイズ性に優れる
豊富な拡張パーツによって、ユーザーそれぞれの用途に応じた加工が可能です。 - 取り回しが良い
約3kgと非常に軽いため持ち運びしやすく、好きな場所で加工できます。また、使用していないときは縦に置けるので場所をとりません。 - 素材のサイズに制限がない
外箱がない、フレームのみの製品のため、加工エリアより大きいサイズの素材への加工が可能。加工エリア自体も最大1500×1500mmと、圧倒的な広さを誇ります。 - 初めて"個人でも手の届く価格"を実現
ユーザーが組み立てるキット型での販売により、5万円代の販売を実現しています。
加工エリア
- Etcher Laser:300×198mm
- FABOOL Laser Mini:300×230mm、600×420mm、1000×1000mm、1500×1500mm から選択
レーザーの種類/加工可能素材
どちらも発光ダイオードレーザーを使用しておりますので、加工可能素材は同様です。
レーザーパワーは各製品とも1.6W/3.5Wの2種類となりますが、Etcher Laserの場合、製品の仕様上FABOOL Laser Miniと比較して10%程出力を抑えています。
加工可能な素材の高さ
Etcher Laserの上位タイプでは、底を取り外し式にすることで様々なサイズの素材への加工を可能にしており、専用の台座(60mm予定)が付属するため高さがある素材への加工も可能です。
FABOOL Laser Miniも、脚部と設置台上面の間に持ち上げたい高さ分の板材等を挟んだり、高さプレートを使用いただく事で高さを自由に調節できます。
比較表
Etcher Laser |
FABOOL Laser Mini |
|
---|---|---|
加工エリア | 300×198mm | 300×230mm、600×420mm、1000×1000mm、1500×1500mm |
レーザー方式 | 445nmレーザーダイオード 1.6W/3.5W | |
サイズ | 570×470×200mm | 540×485×140mm(ケーブル含まず) |
重さ | 約12kg | 約3kg |
カメラ機能 | 〇 | × |
スマホアプリ | 〇 | × |
カスタマイズ | レーザーパワー | レーザーパワー、加工エリア |
製品の状態 | 完成品 | 組み立て式 |
価格 | 89,100 円(税込)~ | 59,400 円(税込)~ |
例えば、組み立てや位置合わせに自信がない方には完成品でカメラ付きのEtcher Laser、レーザーカッターを置くスペースがない方や作業部屋と収納場所が離れている方には、軽く持ち運びしやすい、立て掛けて置くことができるFABOOL Laser Miniがおすすめです。
どちらの製品にもより優れた点があるため、購入の際は用途に合った製品を選択していただければと思います。