はじめに
DIYを進める上でタイミングベルト、プーリーは良く使います。ベルトとプーリーを見るとMXLやGTなどの型式が出てきます。その違いについて説明したいと思います。
規格の種類
タイミングプーリーの規格一覧です。
- JIS/ISO規格:MXL、XL、L、H
- 三ツ星ベルト社、バンドー化学社規格:S
- 椿本チエイン社規格:P
- ゲイツユニッタアジア社規格:GT
- ドイツのDIN規格:T
ざっくりまとめるとこのような種類がメインとして流通しています。このなかでもJIS規格のMXLやXLなどが広く一般的に使われるていて、その分種類や取扱い店が豊富です。
MXLとGTの違い
こちらはMISUMI社が掲載している情報です。GTの特徴としてMXLとの一つの比較がありました。
MXLとGT2を比較した場合、歯とベルトの設置部分を比較しております。画像をご覧いただくと分かる通り、MXLでは歯とベルトの間に隙間が存在しています。ここでの隙間は多少ではありますが一のずれにつながってしまう恐れがあります。
まとめ
ReprapではGTを推奨していて、その中でもGT2を推奨しています。こちらのページでご確認頂けます。
タイミングプーリーは歯の数が少ないほど高精度に設計できます。Reprapでは最小12歯、通常では18歯のGT2を推奨しておりますが、12歯のGT2は国内ではほぼ流通していそうにありません。ですので、今後はGT2の18歯-20歯をメインで使っていく予定です。