みなさんこんにちは!
今日もポカポカ陽気と思いきや、意外と風が強い山梨です。
私はUターンで山梨に帰って来たのですが、
東京の友達に「山梨雪降ってる?」なんて連絡が来ます…
が、弊社のあるエリアは一年に数回しか雪は降らないんです。
長野寄りの地域や、富士山周辺地域を除けば、山梨のほとんどは積雪が一年に2回程あるかないか程度なのですが、
皆さん山梨に「雪深い」イメージをお持ちでしょうか?
さて、今日は弊社に寄せられたユーザー様の作品例を紹介します。
電車と火の見櫓です。
これらすべて1人のユーザー様がFABOOL Laser Miniの3.5Wモデルを使って製作されました。
「え?Miniであんなシルバーのアルミっぽいもの切れたっけ?」
なんて正直思った私ですが、これらすべて紙でできているそうです。
紙に見えます?
見えなくないですか??
ちょっとカメラで寄ってみましょうか。
寄っても紙っぽさは分かりませんよね。
これは持ち上げた時、あまりの軽さで、そこで初めて、「あ、紙かも!」って思いました。
ちなみに電車はもっともっと分かりません。
これは触った感じも、多少の重みもあり、紙と聞いたときは全く信じられませんでした。
塗装も大変丁寧に隅々まで施されています。
よーく断面を見てみると、紙が何枚も重ねてあるんです。
そして厚みを出しているんですね。
この車両の制作について細かい説明は、また後々のブログで紹介していきますね。
この電鉄模型は、色を塗っていないので、
他のものよりも紙と分かりやすいかもしれません。
いかがですか?
この模型を展開図にすると
こんな感じになります。
こんなにも細かいパーツが一つ一つ組み合わさっていたんですね。
DIY初心者の私には、なんだか手に取るのも恐れ多い様な作品です。
ユーザー様に教えていただいたのですが、このバルカナイズドファイバー紙という紙がFABOOL Laser Miniの加工に大変適しているそうです。
細かいピッチで厚さの展開もあるんだとか。
バルカナイズドファイバーは木材パルプや綿を原料として作られた自然素材で、焼却が容易かつ無公害で、金属やプラスチック、ゴム、皮革、そして木材のメリットを併せ持つ、大変画期的な素材なんです。
電気特性、耐熱性、耐摩耗性、耐衝撃性などに優れているとのこと。確かに、展開図にレーザーの焦げが目立ちません。耐熱性に優れている証拠ですね。
素材の特徴を知り尽くし、それをすべて生かした作品なんですね!
ますます制作者様には頭が下がります。
みなさんにも一押しのおすすめ加工素材ってありますか?